1948-03-18 第2回国会 衆議院 予算委員会 第9号
○永江國務大臣 今のお尋ねでございますが、私は農林行政について行つてまいりますることは、現在の政府は御承知のように、いわゆる私どもの申し上げる三党政策協定というわく内で農林行政を行う、かように考えておりますから、平野農政を私が踏襲するという意思はございません。
○永江國務大臣 今のお尋ねでございますが、私は農林行政について行つてまいりますることは、現在の政府は御承知のように、いわゆる私どもの申し上げる三党政策協定というわく内で農林行政を行う、かように考えておりますから、平野農政を私が踏襲するという意思はございません。
いわゆる平野農政の失政によつた追加予算の生産調整費が、現在不用額として、今日官公吏の給與の支拂の一部に充つべき財源に織りこまれておるのであります。新農林大臣は、農業生産調整をしていかれるという御方途をもつておられるのであるかどうか、平野農政と同じような調整の方針をとらはるのかどうか、この点をまず農民が安心するように、御方針があられるなら、伺つてみたいと思います。
○寺島委員 しからば前二項目に關します質疑はその程度にいたしまして、いま一點私は本法案を他日克明詳細に取扱う基底として伺いたいのでございまするが、このたび平野農政は協同組合法案と關連して生産調整法を議會にお出しになつておられるのでございまするが、これと關連いたして農地改革をさらに鋭く推進せられんと考えておるのでございまするが、その際平野農相の所見として、日本農業の將來をいかように大體大づかみにお考えになつておられるか
一〇〇%以上の供出に期待しなければならないような、前内閣や平野農政の供出計画に、私は誤りがあると思うのであります。農家が一〇〇%供出いたしますれば、輸入食糧の数量と相まつて、國民に最低必要量の食糧は確保せられ、一日二合五勺の配給の計画は、間違いなく実施せられなければならないと思うのであります。
この前のときに、平野農林大臣は、食糧問題を政爭の具に供してもらつては困るといつたふうな発言があつたと思いますが、われわれがこれを見るならば、このことそのことが、いまの平野農政のある政治的な意味を含んでいないかどうかということを、率直にお伺いしたいと思う。
平野農政になりまして、供出制度がよけい反動化するということは、われわれとしましては、どうしても納得のいかない事実なのであります。このことが、平野農相の指図によつて行われたとは思わないのでありますが、もしそうであつたとしまするならば、ただちに止めていただきたい。もしも地方官憲によりまして勝手になされているとしまするならば、農林大臣の責任において止めていただきたい。
平野農政、曩日在野の当時われらに示された気魄をもつて、眞にこの二合五勺を名実ともに確保する用意が実際あるのであるかどうか。この報告書の限りにおいては、すでに実質賃金を確約するという面から、食糧問題は破綻齟齬を來しておると言わざるを得ない。平野農政の意気いずこにありやを質したい。